2021年度卒業式(2022年3月)
日差しが日々柔らかくなり、桜の蕾もふっくらと色付き春の深まりを感じるこの季節、2021年度泉州看護専門学校卒業式が行われました。
コロナ禍のため、卒業生と卒業生の保護者1名、そして大阪民医連を代表して、ヘルスコープおおさか病院の宗田美代子看護部長と、同仁会の今村千加子看護部長、教員が見守る中、式が行われました。講師の先生方、各院所からは、温かいメッセージをたくさん頂きました。
古川校長より「患者に寄り添い心に寄り添える感性を磨いてほしい。日々切磋琢磨してほしい。新たな悩みがこれからもでてくるが、1人で悩まず、前向きに解決することも大切である。」そして「若者が未来を変える。みんなのエネルギーに期待している。末永く看護師をしてほしい」とエールが贈られました。
宗田看護部長からは「医療のエビデンスは時代と共に変わる。これからも学び続けてほしい。また、仲間を大切に人としての幅を広げていってほしい。今の時代、コロナは切り離せない、社会全体に目を向けられる看護師になってほしい。命を大切にできる看護師になってほしい。」とお言葉を頂きました。
卒業生の答辞では、コロナ禍で大変だったこと、その中でも実習ができたことへの感謝や、患者さんから学ばせていただいたことへの感謝、そして3年間ともに頑張ってきた仲間への感謝が述べられていました。
卒業生は、2年間新型コロナウイルスの影響で制限された学校生活を送ってきました。2回生での臨地実習が学内実習へと変更になり、3回生の領域実習でも、学内実習と臨地実習が入り混じる実習となってしまいました。実習を受け入れてくださった院所の方々、そして患者さん、ご家族さんに支えられて学生は3年間で成長することができました。患者さんに寄り添える優しさや豊かな感性を育むことができました。
卒業後はそれぞれが看護師の道を歩み始めます。学校で学んだ看護を精一杯発揮してくれることを教員一同期待しています。
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